✕ 連携でDXを実現
売上前年比113%上昇!
ITアレルギーも克服!バイクショップで行ったDX事例とは?
USE CASE
お客様事例
有限会社ヤスウラ/45Degree 様
広島県広島市にある「Forty-Five Degree(45ディグリー)」は中四国はもちろん全国からHarley好きが集い、レベルの高いチューニング技術に定評があるHarley-Davidson専門ショップです。旧車から現行車まであらゆるHarleyを取り扱っております。
社内業務の一環として、Excelを活用し書類作成や共有を行っておりました。
課題として
・個々人の情報管理による属人化
・Excelによる書式崩れや数式の変更
・情報共有不足
を感じていらっしゃいました。そこで、フライクと一緒にExcelからの脱却を目指し「Salesforce」「box」「Slack」を導入しました。
システムを用いた仕組み化で営業・経営の躍進へ
そもそもシステムを導入する気はなく、採用活動をしていました。
しかし、採用したところで ①整備力・②案件管理能力・③コミュニケーション力の3つを兼ね備えた人材は長期間での育成が必要だと気づき、更なる会社の発展のために本当に必要なことは「データを活用した仕組み化」が最優先だと実感しました。
そこで、保浦代表の持つスキルと仕事の進め方をSalesforce×boxに落とし込み実現することで企業の成長を支える情報共有基盤を構築した45Degree様。
セールスフォースという名の通り営業・経営を躍進する武器を手に入れるまでのキッカケや経緯など、導入から定着に至るまでどのようなことがあったのか代表の保浦氏にお話を伺いました。
【ココがDXポイント!】
従業員1名減にも関わらず、労働生産性の向上・作業効率化UPにより売上前年比113%UP
各従業員の【記憶】に頼らず【記録】に頼るデジタル利活用
属人化していた仕事の進め方をセールスフォースに落とし込んで、ノウハウの継承を進める
PROBLEM
ー 課題 ー
- 従業員毎に情報が属人化してしまっており、お客様とのやり取りや進捗状況の見える化ができていなかった。
- Excelで見積書や請求書を作成していたが、個人管理になっており情報管理や書式が崩れてしまっていた。
- ①整備力・②案件管理能力・③コミュニケーション力のスキルを持ち合わせる人材を採用するのは難しい。
OUTCOME
ー 結果 ー
- Salesforceの開発導入を行い、お客様との進捗状況ややり取りを一元化することで情報共有に繋がり顧客満足度の向上へ。
- Excelを撤廃しSalesforce上で顧客毎に、見積書や請求書を1箇所で作成できる状態へ。
- スキルや仕事の進め方をSalesforceに落とし込んでヒトに頼らずシステムでノウハウの継承ができる状態へ。
導入の背景:コロナの影響により、今まで見えていなかった社内の課題が浮き彫りに
大瀧
保浦さんにとってシステムとの出会い、45Degree様で使っていた当時のシステムについて教えてください。
当時システムは使っておらず、Excelを使っていました。
Excelでは「見積書」や「請求書」等の計算が生じる書類を作成するために使用していました。
その時は他に手段が分からず、個々人で作成し、よしみんなに共有しよう!とかってやっていましたね〜
共有フォルダっていう考えが無く個々で管理していたので、勝手にExcelの数式が変わっていたり、書式が崩れたり、情報共有や管理に対して「課題」を感じていました。
保浦氏
大瀧
「課題」を感じていらっしゃたExcelですが、何がキッカケで変えようと思ったのでしょうか?
社内の情報共有や管理に対して「課題」を感じていたものの解決できないまま時は過ぎていきました。
ある時、従業員の一人にコロナの疑いが出てしまい仕事を休んでもらうことになったんですがそこで「課題」の輪郭がより明確になりました。当時、必死で獲得してきた案件が社内に共有できていなくて 誰もフォローすることができず結果的に「放置」してしまっていたんです。
情報共有ができていないことで、違う部品を入荷、到着後、部品の放置が発生してしまうこともありました。その結果、問題が重なってしまいお客様にご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちでした。また、会社の経営者として、それを防ぐ仕組みをどう作ったらいいのか?どうやったら解決されるかわからず、問題が発生したことに自分自身、悔しかったです。
保浦氏
「課題」が浮き彫りになり、そこで気づいたことは「人に依存」しすぎていたなと。改善することの重要性を感じ、知人に「見積書」や「請求書」を一箇所で作成して共有や管理ができる仕組みを作れないか相談をしました。話しを聞くと「Salesforce」を使えば実現できるのではないかとのこと。
そこから知人を介して大瀧さんをご紹介いただき話しを聞きました。
導入の結果:自社の業務に対するルールが決まり業務フローが早くなった
大瀧
半年間かけてSalesforceやboxを構築した結果、得られた成果について具体的にお聞かせください。
最初は「Salesforce」や「box」といった言葉が分からない状態からのスタートでしたが、大瀧さんから話しを聞いて使っていく内に少しずつシステムに慣れていきました。課題として「情報共有」ができていなかったので大瀧さんから、まず最初は「box」をご提案いただき段階的に改善をしていきました。当初、私含め社員みんな等しくITアレルギーがあったのですが結論「box」を導入して良かったと感じています。
保浦氏
「box」の導入で共有する場所は改善されたので、次に肝心な「見積書」や「請求書」の作成や管理を実現することに取り組みました。単に「見積書」や「請求書」を作成する部分最適なシステムではなく、全体の業務フローを把握した上でシステム導入をご提案いただき結果として「Salesforce」を導入しました。導入するだけではなく業種・業務フローを把握し自社に合わせてカスタマイズしていただきオリジナル設計での「Salesforce」が完成しました。
簡単に言えば、圧倒的に業務が改善されました。業務フロー自体が早くなり、案件を全て「Salesforce」に落とし込んでいるので、個人の記憶に頼ることがなくなりました。フェーズに沿った入力規則を「Salesforce」「box」に設けているので案件の管理や共有もしやすくなりました。
今後もっと属人化を解消するために、個人の入力に頼ることなくフェーズ管理の自動化でさらに属人化の解消を目指していきたいです。
今後の展望:システムを活用した"テクノロジーカンパニー"へ
大瀧
システム投資をした今後のビジネス展開について具体的にお聞かせください。
システムに触れて感じた可能性と面白さを踏まえ、今後はシステムを活用した"テクノロジーカンパニー"を目指していきたいなと。いまは内製化した塗装を拡大していき遠隔でも管理できる店舗管理システムや海外への販売も可能なECサイトへの展開を考えています。
保浦氏
PROJECT
今回のシステムで実施した詳細
【業務フローの一元管理】
・Salesforce設計
・顧客管理
・案件管理
・バイク管理
・見積り/請求/発注管理
【クラウド型情報共有】
・Salesforce×box連携
・顧客情報と連携したフォルダ
・見積書自動格納
・請求書自動格納
・顧客フォルダ雛形自動生成
保浦さんインタビューありがとうございました!
今後も更なるビジネス展開をお考えなので、これからもシステムを用いたビジネス成長をご支援して参ります!
この後、広島の繁華街で一緒に飲みすぎちゃったことは内緒です笑